(TITC) 中部高原地域はベトナム国防で重要で戦略的なエリアでする。トランス・アジア道路に沿い、西南部ラオス、カンボジア北東部と接続する中部高原地域は資源の豊かさ、経済・社会や観光開発に多くのポテンシャルを持つ。

中部高原地域は雨季と乾季の二つの季節で豊かな自然を持ち、多様な観光形態を開発することができる。例えば、エコ・ツーリズム、冒険ツーリズムなどである。この地域で多くの魅力的な滝や神秘的なジャングルがあるとともに、コーヒーとゴムの栽培と生産地域と知られる。エコ・ツーリズムの資源といえば、中部高原地域には多くの国立公園や自然保存区がある。例えば、ヨッドン、ツヤンシン国立公園（ダクラク省）、ツモムライ国立公園（コンツム省）、コンカキン国立公園（ジャライ省）、ビヅップ・ヌイバー国立公園（ラムドン省）とゴッリン自然保存区（コンツム省）である。

それらに加えて、中部高原地域は涼しい天気を持つ地区も多い、休養観光形態に適する。典型的な地区はラムドン省のダラット市である。ダラット市は植民地時代にフランス人により開発されたヒル・ステーションであり、高原の温帯気候と松森の美しいランドスケープに合わせて、フランスのパリだと言われている。ダラットを訪れれば、ユネスコにより認定されたグエン王朝の行政文書の世界遺産を見られる。

中部高原地域は45少数民族で歴史遺跡、風俗習慣、伝統的な楽器、民謡など多くの文化アイデンティティが集まっている。それらの文化財は国内や国外の観光客を魅力している。特に、ユネスコにより認定されたゴングの文化的空間の世界遺産である。