面積:678.6 km2
人口:約5万2,524人
民族:モン、ザオ、ターイ、ザーイ、サーフォー、キン、ホア
行政区画:サパ町、バンホアン、ターザーンフィン、チュンチャーイ、ターフィン、
サパー、サンサーホー、バンフン、ラオチャイ、ハウターオ、タインキム、ターヴァン、スーパーン、スオイタウ、バンホー、タインフー、ナムサーイ、ナムカーン村
各都市までの距離:ラオカイ市まで38km、ハノイまで376km
ベトナム北西部、ラオカイ省の高地に位置しているサパは自然の宝庫だ。緑あふれる景色は人の創造力を駆り立て、風流で幻想的な町を作り出している。
サパという地名は「砂地」という意味で、これはラオカイからサパへ32km行ったところにある橋の右側にある砂地を指し、サパ町がまだ存在しなかった時代に人々は、この土地で市場を開き集まっていたという。そのため、土地の人々は誰でも「サパ市場に行く」という表現を使っている。
西洋では言葉に声調を持たないことから、西洋人はフランス語の文字で「チャパ」と書き長い間そのように発音していた。
以前サパには赤く濁った水が出ている水流があり、土地の人々はサパをフンホー(赤い泉)と呼ぶ。
サパには標高3,143mのファンシパン山(ベトナム最高峰)がそびえている。この山には希少価値があり薬としても用いられるホアンリエンの木がある。また近くにあるハムロン山へ登ると、町全体を見下ろすことが出来る。